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飛沫ガード

咽頭スワブ安全対策「飛沫ガード」

現在猛威をふるっている新型コロナウイルス(COVID-19)、インフルエンザをはじめ冬場は呼吸器感染症が急増します。
病院・クリニックでは、患者あるいは職員に対して、しばしば咽頭ぬぐい液を用いた検査を行います。
検査は、開口しながら行うため、医療者は被験者に接近する必要があります。院内感染リスクの高い行為として知られており、マスク(サージカルあるいはN95)、ガウン、フェースプレートなどの使用が推奨されます。

一方で、これらの防護用品は使い捨てかつ高価で、多くのリソースを消費します。2020年4月現在ではこれら防護衣の世界的品不足・入手困難がニュースで取りざたされるまでに需給がひっ迫しています。
解決策として陰圧クリーンブースや専用の検査ブースを用いる手法が望ましいですが、現在これもまた需要に対して生産が追い付かず、納期は数か月待ちという実情です。
患者さんや検査の必要性は待ったなしの状態なので、簡易的に安全性を確保できる検査体制が必要です。

医療現場における長年の悩みを改善

医師(swab検査担当者)と患者さん(被検者)の間に透明な仕切り板を設けることで飛沫から検査担当者を守ります。

患者側に手を伸ばして検体採取と保存をスムーズに行うことができます。

患者さんの顔の近くから、ファンを用いて飛沫を回収しながら排気します。

特徴

ワンプッシュで簡単にON / OFF を切り変えることができます

咽頭ぬぐい液採取のリスクを減らし診療を制限することなく安心して検査を行うことを可能にします

従来の防護用品は使い捨てかつ高価ですが、弊社の製品は安価でさらに繰り返し使うことができます

弊社の飛沫ガードは湾曲したアクリル板を採用しているため、曇りにくく快適に検査を行うことができます

各部で風速や風向きをチェック

空気の流れを作ることで検査の安全性と安心感を高めます

本機材は、咽頭ぬぐい液採取のリスクを減らすために開発されました。湾曲したアクリル板を用い、物理的バリアをもうけ、採取時の飛沫から医療者を保護します。さらに、被験者側に吸気口、医師背後からの気流をもうけて、飛沫を回収します。診療を制限せずに、効果的な運用を目指します。  

(ただし、完全な感染予防を保障するものではありません。ご了承ください。)

本機材は、実際に自治医科大学病院にて、患者さんの検査に使われています。

ここに本提案を共有することで、もし同様の課題でお困りの方に、ご自由にお役立ていただければ幸いです。
導入に際してのアドバイスも行います。製作にお困りの場合には当社からの販売も可能です。必要な資材・部品の入手に関してのご紹介も致します。
納期は時期によりますが、おおむね10日間程度でご用意することが可能です。
ご質問は下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください